『仏教の俯瞰図——ニンマ派九乗教判をもとに十五の区分でたどる教え』をもとにした、一般に公開できる入門用のテキストを用いて、仏道の全体をはじめから順に学ぶ講座です。予備知識は必要ありません。
勉強会(セミナー)のご案内
チュン・トゥルク・リンポーチェのお許しをいただき、当センターの公式の勉強会(セミナー)として、次の三冊を順に読んでまいります。
いま開催中 —— 『仏教の俯瞰図』
『仏教の俯瞰図』の会は、すでに始まっております。これまでの回の録画も、今後ご覧いただけるようにしてまいります。残る二冊は、日程が決まりましたら、お知らせと行事予定でご案内いたします。
▶ セミナー参加者のページ(Zoomと録画。会員の方のみ)
テキストについて
本講座では、『仏教の俯瞰図——ニンマ派九乗教判をもとに十五の区分でたどる教え』から、一般に公開できる内容をまとめたテキストを用います。『仏教の俯瞰図』そのものをテキストとして用いるのは、チュン・トゥルク・リンポーチェのお許しをいただいてからといたします。
釈尊の教えにはじまり、大乗、密教、ゾクチェン、そしてヤンティ・ナクポに至るまでを、一つの連続した道として描いたものです。全五巻です。第一巻と第二巻は、どなたでもお読みいただけます。第三巻から第五巻は、チュン・トゥルク・リンポーチェから、その巻に対応する灌頂をお受けになった方にお渡しする巻です。専門用語には、その都度、読み方と解説を付しました。
序文と目次を公開しております。どのような本かは、まずこちらをご覧ください。
『仏教の俯瞰図』とは —— 十五乗という地図
チベット仏教ニンマ派には、教えを深さの順に整理した「九乗教判(くじょうきょうはん)」が伝えられています。『仏教の俯瞰図』の「十五乗」は、この九乗を土台に、第九のアティヨーガ(ゾクチェン)の内側を開いたものです。まずアティヨーガをセムデ(心部)・ロンデ(界部)・メンガクデ(口訣部)の三つに分けて第十〜十二乗とし、さらにメンガクデの最も奥(最極秘無上、ヤンサン・ラナメパ)に伝わる教えを、アティ(精髄)・チティ(超精髄)・ヤンティ(最精髄)の三つに分けて第十三〜十五乗としています。ヤンティ・ナクポは、その最後の第十五乗にあたります。この数え方はニンマ派のなかで広く用いられているものではなく、学びの道筋を見渡しやすくするための整理としてご理解ください。
| 区分 | 乗 | 名称 |
|---|---|---|
| 顕教 | 1 | 声聞乗 |
| 2 | 縁覚乗 | |
| 3 | 菩薩乗 | |
| 密教 | 4 | クリヤタントラ |
| 5 | チャリヤタントラ | |
| 6 | ヨーガタントラ | |
| 7 | マハーヨーガ | |
| 8 | アヌヨーガ | |
| ゾクチェン | 9 | アティヨーガ |
| 10 | セムデ(心部) | |
| 11 | ロンデ(界部) | |
| 12 | メンガクデ(秘訣部) | |
| 13 | アティ(精髄) | |
| 14 | チティ(超精髄) | |
| 15 | ヤンティ(最精髄) |
今後の勉強会の予定
- 『菩提心の修行』(ケンチェン・ツェワン・ギャツォ・リンポーチェ 著) —— 仏教の基本を知るために
- The Practice of Dzogchen —— ニンマ派の教えと修行を知るために
日程が決まりましたら、お知らせと行事予定でご案内いたします。
セミナーについて
オンライン(Zoom)で開催しております。学びと実践を、並行して進めてまいります。
学び 経典・論書を学び、話し合いを通じて理解を深めます。
実践 瞑想の基礎、大乗仏教(顕教 発菩提心・六波羅蜜)、前行(顕教・密教)——と順を追い、お一人お一人の歩みに合わせて進めてまいります。
お申し込みについて
- メンバー登録(無料)をしていただきます
- ログインして会員のページを開き、「お申し込み・ご相談」で「仏教入門セミナー」にチェックを入れて送信してください
- お申し込みを当センターで確認したのち、LINEグループへご案内いたします。日々のご連絡はこちらでお伝えしております
- Zoomのリンクを、メンバーページにてお知らせいたします
日程と参加費は、各回のご案内にてお知らせいたします。ご不明な点は、事務局までお気軽にお問い合わせください。
ほかの書物のご案内
同じ内容を、読みやすさに応じて書き分けた版を用意しております。
- 絵本『山は一つ、道はたくさん』全十六見開き、PDFでお読みいただけます
- 『山をこえた教え』全十七章。仏教がインドから日本へ、そしてチベット・ブータンへと伝わった道のりを、人と出来事でたどります。メンバー登録のあとにお読みいただけます。登録に費用はかかりません。
- 『苦しみをほどく』全十一章。豊かなのに満たされない——その苦しみが生まれる仕組みをたどります。メンバー登録のあとにお読みいただけます。登録に費用はかかりません。
経典と真言を読む・唱える
チベットで唱えられている経典と真言を、チベット文字・読み方(カタカナ)・日本語の意味とあわせてご紹介しています。
- チベットの般若心経——日本でおなじみの般若心経との違いもあわせてご覧いただけます
- 金剛薩埵の百字明——誓約(サマヤ)を回復する真言。意義と一句ずつの意味
- グル・リンポーチェの真言と七行の祈り——ニンマ派の祖グル・リンポーチェの真言と、お招きの祈り
こうした大切なお経を、ご一緒に読む集いが、月に一度あります。よろしければ、会員登録(無料)のうえ、月に一度の集いにご参加ください。
